分類思考の世界

分類思考の世界 (講談社現代新書)

分類思考の世界 (講談社現代新書)

★☆☆☆☆。
進化生物学とは全く関係なく、どちらかといえば哲学書みたいな内容だったのでこの評価。読む前は普通に分子時計を使った最新の生物の分類の話なんかが読めるのかと期待していたんで、ちょっと残念でした・・・。というか、分類学なんて気にすんな!とよくドーキンスが言っているけど、これ読んだらその意味がなんか解ったような気がしますw
ちなみに、生物種というのはある一瞬の時間を切り取ったときに存在するもので、生物は常に変わり続けている。というのが多分正解で、いくら哲学的な話をこねくりまわしてもその事実は変わらないと思っています。